視点を、選ぶ技術。
「広角」と「望遠」。そして「フルサイズ」と「APS-C」。
専門用語に見えるこれらは、実はあなたの表現を劇的に変えるシンプルな魔法です。
その違いを知れば、世界はもっと美しく切り取れます。
Focal Length.
焦点距離が変われば、ストーリーが変わる。
Wide (広角)
広い景色をダイナミックに切り取ります。近くのものはより大きく、遠くのものはより小さく写るため、遠近感(パースペクティブ)が強調され、迫力のある映像になります。
Telephoto (望遠)
遠くの被写体を引き寄せます。背景が大きくボケやすく、「圧縮効果」により背景が被写体に迫ってくるような、整った美しい画になります。ポートレートに最適です。
Full Frame vs APS-C.
同じレンズでも、写る範囲が変わる「クロップ」の法則。
カメラのセンサーサイズには主に「フルサイズ」と、それより一回り小さい「APS-C」があります。
重要なのは、APS-Cはフルサイズの中央部分を切り取った(クロップした)ように写るということです。
- フルサイズ:レンズ本来の広さを活かせる。広大な風景や、大きなボケ表現に有利。
- APS-C:写る範囲が狭くなる=望遠効果が得られる。動物やスポーツなど、遠くを撮るのに有利。
Understanding the Numbers.
センサーサイズによって「広角・標準・望遠」の基準が変わります。
※APS-Cで使うレンズは、焦点距離を約1.5倍にして計算します。
(例:APS-Cで50mmのレンズを使うと、フルサイズの75mm相当の望遠レンズになります)