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2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識15】推しをかわいく撮りたい!アイドルライブ撮影におけるカメラ/レンズの選び方 SNSが普及した今、推し活の一環として、「好きなアイドルを撮りたい!」「ライブを撮りたい!」というカメコ(カメラ小僧)を始める方が増えています。ステージで輝くアイドルの最高の一枚を撮れた時、ファンとして何事にも替えられない喜びを感じられます。アイドルライブ撮影においては、明暗の激しい環境で、動きの激しいパフォーマンスを綺麗に撮影するためのカメラ・レンズ選びや設定が重要になります。この記事では、アイドルライブ撮影を始めてみたい方に向けた機材の選び方をご紹介します。 ぜひ参考にしてみて下さい! ★カメラはフルサイズがおすすめ ミラーレスはAPSC機とフルサイズ機の2種類があります。 アイドルライブ撮影の場合、ステージの照明による明暗差が大きいため、暗所性能に優れたフルサイズ機をおすすめします。APSC機よりもノイズも少なくシャープに描写されます。 APSCとフルサイズの違いについてはこちら↓ 【初心者でも分かるカメラの基礎知識4】APS-Cとフルサイズの違い 【各メーカーおすすめカメラ】 Canon EOS R6:優れた高感度性能と速い連写性能を持ち、特に動きの速いシーンの撮影や低光量環境での撮影に適しています。 Nikon Z7II:低光量環境での撮影や動画撮影に優れ、多様な撮影条件に対応するオールラウンドなカメラ。 Sony α7IV:最新の画像処理エンジン BIONZ XRを搭載。高精度・高速・高追随のAFでシャッターチャンスを逃しません。 上記のカメラはいずれも2500万〜3000万画素程度ですが、それよりも画素数の多い高画素機を使うメリットもあります。 高画素機を使うことで、写真を大きくトリミングしても解像感(写真のシャープさ、鮮明さ)を保つことが出来ます。 フルサイズ機はカメラ内でAPSCサイズ(1.5倍)にクロップして撮影できるモードもあるので、もう少し被写体にズームしたいけど焦点距離が足りない…そんな時に試してみましょう。 【各メーカーのおもな高画素機カメラ】 Canon EOS R5:高解像度の撮影や8K動画撮影が可能で、多様なプロフェッショナルのニーズに応えるフラッグシップモデル。有効4500万画素。 Nikon Z8:フラッグシップ相当の優れた機能をコンパクトなボディーに凝縮し、高い機動力を実現。4571万画素。 ・Sony α7R Ⅴ:クラス最高6100万画素を誇りながら高感度・低ノイズを実現し、AIによる最新AFシステムを搭載。 ★会場の広さに応じたレンズ選び 基本的には客席からステージを撮ることになります。 ステージまでの距離にもよりますが、小規模なライブハウスなら焦点距離70-200mm、大きなホールなら400mm以上は欲しいところです。 Canon RF70-200mm F2.8L IS USM Canon RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM また、焦点距離を伸ばすことができる「テレコンバーター」というアイテムもあります。 Canon エクステンダー RF2×(キヤノンRFマウント) このテレコンをボディとレンズの間に挟むと、焦点距離が2倍長くなります。 しかし、AFが若干弱くなるのと、レンズの絞り最小値も2倍暗くなる(最小F4のレンズの場合F8まで下がる)ので、ケースバイケースで使い分けるとよいでしょう。 会場が大きくなればなるほど、要求される焦点距離が長くなりますが、その分レンズも重く大きくなります。 三脚は基本的に使えないので、ライブ中2キロ〜3キロにもなる機材を支え続ける腕力も必要です。自分の体力とも相談の上でレンズを選びましょう。 ★ライブ撮影の設定 機材が揃ったら、ライブ撮影に適した設定を行いましょう。 ・シャッタースピードは1/500程度 ステージで踊る人物をブレなく捉えるには、シャッタースピードを速くする必要があります。シャッタースピードは1/500〜640程度に設定しましょう。このぐらい速ければ、揺れるアイドルの髪の毛や指先もピタっと止まって写ります。 ・絞りは開放 レンズで設定できる一番低い絞り値で問題ありません。F5.6など、一般的に「暗い」といわれる数値でも、ステージは広いので十分背景はボケます。 シャッタースピードと絞りを設定したら、ISO感度で明るさを補いましょう。ISO6400程度なら許容範囲かと思われますが、気になる場合は撮影後にノイズ除去を行いましょう。 アイドルライブ用機材について一通り紹介してきましたが、何を使えばいいか迷っちゃう…。 そんな方はぜひマップレンタルをご利用下さい!当店は各メーカー、豊富なラインナップを揃えておりますので購入前のお試しにぴったり! また、会場ごとに違うメーカーやレンズを借りて、いつもと違う撮影体験を味わうこともできます。ぜひこの機会にご利用下さい! -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識14】ピントが合わない!そんなときに試したい対処法5選 カメラには自動でピントをあわせる「オートフォーカス」機能が備わっています とても便利な機能なのですが、写真を撮っていてなかなかピントが合わなくて困ったことはないでしょうか?そんな時にまず試して欲しい対処法をご紹介します。 ・AF設定を変える オートフォーカス(AF)は大きく分けて2つの設定があります。 「AF-S」(シングルAF)モード シャッターボタンを半押ししてピントを合わせると、半押ししている間ピントが固定されます。被写体との距離が変わるとピントが外れてしまうので、風景、建築物など動かない被写体に向いています。 (キャノンの場合:ワンショットAF) SONY ILCE-6400 (18mm, f/16, 1/125 sec, ISO100) 「AF-C」(コンティニュアスAF)モード シャッターボタンを半押しする間、ピントを合わせ続けます。スポーツ、動物など動く被写体に向いています。 (キャノンの場合:サーボAF) SONY ILCE-7M4 (135mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO100) ・フォーカスエリア設定を変えてみる ピントを合わせるエリアの広さを選択することが出来ます。 面で捉えるゾーンAFが適した場合と、狭くスポットで捉えたほうがいい場合があるので使い分けましょう。 空を飛ぶ野鳥や、スポーツやダンスで動き回る人物など、動きの多い被写体は広いゾーンのフォーカスエリアで、追尾(トラッキング)機能も合わせて使うと効果的です。 写真引用:https://www.photo-ac.com/ 人が大勢いる中で特定の人物を狙ったり、奥にある被写体を狙いたい場合はスポットが有効です。 代々木公園で桜を撮影。中央ピンポイントにフォーカスエリアを置くことで手前や奥の桜をぼかし対象物を引き立たせることができています。このシーンで広いエリアを設定してしまうと、奥や手前の花にピントが合ってしまいます。 メーカーや機種によって名称や細かい機能は異なりますが、シーンによってAFゾーン設定を使い分けることがポイントです。 ・被写体から離れる レンズにはそれぞれ「最短撮影距離」があり、それよりも近いとピントを合わせることが出来ません。この場合の最短撮影距離というのはレンズと被写体との距離ではなく、カメラ内のイメージセンサーと被写体までの距離です。 カメラのイメージセンサー SONY ILCE-6400 (23mm, f/4, 1/100 sec, ISO2000) レンズ SELP18105G(広角側最短撮影距離が45cm)にて撮影。椅子に座り、料理の乗ったプレートを撮影しました。45cmよりも近づいてしまったため、メインのハンバーグではなく、フライパンの奥側にピントが合ってしまっています。 テーブルフォトなど、被写体の距離を詰めて撮りたい時は最短撮影距離の短いレンズを選びましょう。 ・絞り(F値)を変える F値を低くするとピントが合う範囲(被写界深度)が狭くなり、ピント合わせもシビアになります。なかなか被写体にピントが合わないときや、ぼけすぎてしまう時は、少しF値を絞ってみるのをおすすめします。 絞りに関してこちらの記事で詳しく解説していますので、ご参照下さい。 https://pint.maprental.com/column/f-number/ ・AF補助光を使う 暗い場所ではピントが合いづらくなりますが、そんな時は「AF補助光」機能を使ってみましょう。シャッターを半押しするとピントが合うまで赤い光が照射され、フォーカスのアシストをしてくれます。 このようにカメラには、ピント合わせのための様々な機能が搭載されています。 最初は難しいかもしれませんが、各種設定をうまく使い分けることでピントが合わせやすくなりますので、ぜひ試してみて下さい。 参考 https://support.d-imaging.sony.co.jp/support/tutorial/ilc/ilce-6600/ja/01.php https://faq.canon.jp/app/answers/detail/a_id/67867/~/%E3%80%90%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E4%B8%80%E7%9C%BC%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%80%91af%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%88%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88af%2Fai%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%9Caf%2Fai%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9af%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%EF%BC%89%EF%BC%88eos-kiss-x6i%EF%BC%89 -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識13】猫撮影のコツ 私達に癒やしを与えてくれるペット。 カメラを買った理由のひとつに「ペットを綺麗に・可愛く撮りたい」という人も多いのではないでしょうか。ということで今回は、猫の撮影方法をご紹介します。 高円寺にある保護猫カフェ「拝啓、ねこ様」で撮影させていただきました。 ★レンズ選び レンズは30〜50mmの単焦点レンズがおすすめです。 明るいレンズを使うことで、背景のぼけた、ふわっとした印象の写真を撮ることができます。 人間が普段見ている画角と近いのが50mmです。一歩ぐっと近づくと猫の身体がバランスよく収まります。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.4, 1/200 sec, ISO320) SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.4, 1/200 sec, ISO100) 周辺の景色を少し入れ込みたい場合は30mmを選ぶといいでしょう。 NIKON Z 8 (120mm, f/4, 1/200 sec, ISO2200) NIKON Z 8 (35mm, f/1.8, 1/200 sec, ISO800) NIKON Z 8 (35mm, f/1.8, 1/100 sec, ISO125) ★フォーカスモードはAF-Cで F値を最も小さくして絞り開放で撮ると、被写界深度(ピントが合う範囲)が狭くなります。その上動物はせわしなく動き回るので、フォーカスを合わせるのが難しいです。 フォーカスモードはAF-Cで、動物に特化したAF機能があれば併せて使いましょう。 ※フォーカスモードの違い [AF-S] シャッターボタンを半押しして、ピントが合った時点でピントは固定されます。風景やスナップなどの止まっている被写体での使用をおすすめします。 [AF-A] 被写体の動きに応じて、カメラが判断して[AF-S]と[AF-C]を切り換えます。 [AF-C] シャッターボタンを半押し中、ピントを合わせ続けます。スポーツ撮影や動物など、動いている被写体での使用をおすすめします。 ソニーHPより引用: https://support.d-imaging.sony.co.jp/support/tutorial/ilc/ilce-6600/ja/01.php SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.4, 1/200 sec, ISO320) ★猫の視線になって 床にカメラがつくぐらいぐっと下げて、猫の視線と合わせてみましょう。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.6, 1/200 sec, ISO200) SONY ILCE-6400 (30mm, f/2.8, 1/200 sec, ISO3200) ★一歩離れてズームレンズで 少し距離を取ってズームレンズを使うと、自然な表情を写すことができます。 ピントも比較的合いやすいので、初心者の方にもおすすめです。 NIKON Z 8 (120mm, f/4, 1/125 sec, ISO1250) 望遠側で撮ると、暗い(F値の高い)レンズでも背景をぼかすことができます。 NIKON Z 8 (120mm, f/4, 1/200 sec, ISO2500) NIKON Z 8 (120mm, f/4, 1/125 sec, ISO11400) ★おもちゃも活用してみよう いい写真を撮りたくて粘っても、なかなか猫がカメラを見てくれない時もあると思います。 スタッフの方によると、雑誌などの撮影では子どもを撮る写真館のようにアシスタントが猫じゃらしで注意を引き、そのすきにカメラマンが写真を撮るそうです。 苦戦している人は誰かに協力してもらうのもいいかもしれません。 今回お邪魔したのは高円寺の保護猫カフェ「背景、ねこ様」でした。 人懐っこくて可愛い猫ちゃんがいっぱいの癒やし楽し空間です! 気になった方ぜひ訪れてみてください! 背景、ねこ様 https://aboutme.style/haikeinekosama 杉並区阿佐谷南1-33-5 Veris Build 3F -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識12】これを覚えて脱初心者!写真の構図について 「写真を撮るのは好きだけど、なんだか素人っぽい…」「もっと上手く撮りたい!」そんな方は「構図」を意識してみましょう。 構図を意識すると写真はどう変わるのでしょうか。 例として、とあるカフェでのビーフシチューランチを撮影しました。 NIKON Z 8 (35mm, f/1.8, 1/200 sec, ISO250) お盆に向かって正面から撮影した写真です。 もちろんこのままでもいいのですが、よりよい構図がないか、探してみましょう。 NIKON Z 8 (35mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO250) 立ち上がり目線を高くして、見下ろすようなアングルで撮影しました。 全体的にアンバランスというか、意図の見えにくい写真になってしまっています。 NIKON Z 8 (35mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO250) 次は、お皿を右下に配置しました。 この写真は、三角構図とC字構図を意識して撮影しています。 グラス・ビーフシチュー・パンを結んだ線が三角を作り、ちょうどいいバランス感を作り、料理が乗ったお皿が動きを大きくC字を作り、動きを出しています。 グラスのある左上に余白を作ることで、お皿の上の料理が主役になり引き立ちます。 このように構図を意識することで、伝えたいもの・ことが明確になり、魅力的でメッセージ性のある一枚を撮ることができます。 代表的なものをいくつか紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。 ・3分割構図 画面を水平方向と垂直方向に3等分し、その交点に被写体を配置する構図です。 被写体とそれ以外の要素をバランスよく見せることができます。 ・2分割構図 画面を上下もしくは左右に分割して配置する構図です。 山と海、街と空など、対象的な風景を撮影する時に役立ちます。 コントラストのはっきりした、印象的な写真になります。 ・日の丸構図 画面の真ん中に被写体を配置する構図です。目立たせたいものをストレートに配置することで視線を引き付け、被写体を強調させる効果があります。 ・放射線構図 ある一点から放射線状に伸びるように配置する構図です。 奥から手前に視線を誘導することで立体感が生まれ、空間の広がりを強調した迫力のある写真になります。 鉄道や道路など、直線的で広い空間の撮影に適している構図です。 ・対角線構図 対角を結んだ線上に被写体を配置する構図です。 空間を区切りたい時や、まっすぐ奥行きを表現したい時に有効です。 ・三角構図 画面の中で、三角を構成するように配置する構図です。 どっしりとした安定感のある写真になります。 ・額縁構図 木の枝や窓枠などで周辺を囲み、枠中の被写体へ視線を誘導する構図です。 引用: https://www.photo-ac.com/main/detail/4678508?title=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%A8%E6%A1%9C ・S字・C字構図 画面の中でカーブを作る構図です。曲線を画面の中に作ることで視線の流れを生むことができます。 代表的な構図をいくつか紹介しました。 この通りに撮るのが正解とは限りませんが、構図を知っておくと、被写体をどう撮るか迷った時に役立ちます。写真を撮る時は、目線を変えていろんな角度から撮ると新しい発見につながります。ぜひ参考にしてみてください! -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識11】桜撮影のコツ 寒い冬が終わりに近づき、春の始まりを感じる陽気の日が多くなってきました。 今回は代々木公園で満開を迎えた早咲きの河津桜を撮影してきましたので、個人的に気をつけている「桜を綺麗に撮るためのコツ」をご紹介します。 SONY ILCE-6400 (19mm, f/10, 1/125 sec, ISO100)天気は快晴、絶好の撮影日和でした。 ・主役を決めよう まず気をつけているのは「主役を決めること」です。 要素がいっぱいある場面は、なんとなく撮っているとどこを見せたいのか分からない写真になってしまいがちです。 SONY ILCE-6400 (104mm, f/4, 1/400 sec, ISO100)↑桜はとても綺麗ですが、少しごちゃごちゃして見えます。 なので、まずは主役にしたいものを決め、背景・前景はぼかして整理すると何を見せたい写真なのかはっきりして、とても見やすくなります。 SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/640 sec, ISO100)SONY ILCE-6400 (104mm, f/4, 1/400 sec, ISO100)絞りは開放(上の写真2枚はF4)に設定し、できるだけ望遠で撮影しています。 被写体は近づけて、背景は遠ざけるとぼけが大きくなります。 主役を引き立たせる背景選びも重要です。桜を背景にするのか、空を背景にするのか。回り込んだり、しゃがんだり…いろんな視点で撮影してみましょう。 ・光の向き 光の向きでも写真の印象は変わります。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO100)桜の木を下から煽るようなアングルで、写真右方向から太陽の光があたっている、いわゆる「サイド光」で撮影した写真です。空が青く見え、コントラストもはっきりしています。 では、逆光状態で撮ってみるとどうでしょうか。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.8, 1/640 sec, ISO100)写真左に太陽がある「逆光」状態です。コントラストが低くなり、空の青さも感じられなくなります。逆光だとカメラ側が日陰になり暗くなってしまうので、ISO感度、露出補正を上げめで撮影するのがポイントです。 こんな風に、光ひとつで違う味わいになるのも写真の面白いところです。 ・ぼけぼけ写真を狙うなら逆光+明るいレンズで 明るい(F値の低い)レンズと逆光をうまく使うと、背景が大きくぼけ、ふんわりした写真を撮ることができます。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.8, 1/1250 sec, ISO100) SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.8, 1/640 sec, ISO100)被写界深度がかなり浅い(ピントの合う範囲が狭い)ので、フォーカスを合わせるのが少し難しくなります。 ピントがなかなか合わない場合は少し絞るか、マニュアルフォーカスで合わせるのもいいでしょう。 ・望遠レンズで野鳥撮影 桜を撮っていると、時々メジロが飛んできて花をついばんでいるのが見えました。 そんな時は焦点距離の長い望遠レンズの出番です。 SONY ILCE-6400 (93mm, f/4, 1/125 sec, ISO100)(フルサイズ換算150mmで撮影、少しトリミングしました)ただ、メジロはかなり動きも早く、当たり前ですがこちらが思うようにじっとはしてくれません。カメラを構えるとすぐ飛んでいってしまったり、隠れて見えなくなってしまうことがほとんどでした。 とにかく辛抱強く待ち続けるのがポイントです。 3月中頃には都内でも桜が開花し始め、末頃には満開を迎えると予想されています。 ぜひカメラを持って撮影に出かけてみましょう。 皆さんが実践している桜撮影のコツもぜひ教えてください。 -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識10】雪の日にはカメラを持って出かけよう 先日、東京に雪が降りました。 ひと冬に1回あるかないかの大雪でだったので、カメラを持って写真を撮影してきました。 撮影にあたってこちらのYouTube動画を参考にしました。 https://youtu.be/K3J7s2FbOLk?si=DmZjpg-hMuv_FNEO この動画によると、雪撮影のポイントは大きく4つ。 ・内蔵のフラッシュでは光量が弱いので、外付けのストロボを使用する ・より雪を大きくぼかすために、F値は開放 ・明るい日中だと雪が写らないので、夕方など薄暗い時間がベスト ・焦点距離100mm程度で、やや離れた被写体にピントを合わせる ということで、早速実践しました。 新宿駅の駅標です。 雪がかなり降っているのですが、ストロボ無発光だと全く写りません。 SONY ILCE-6400 (49mm, f/4, 1/160 sec, ISO1600) 同じ条件で、ストロボを発光させると… SONY ILCE-6400 (49mm, f/4, 1/160 sec, ISO1600) 降る雪にストロボの光が反射し、丸く雪が写るようになりました。 ホワイトバランス(周囲の光に応じて写真の色を補正する設定)は5400Kに設定しています。 ホワイトバランスは、ケルビン数が大きくなれば黄色みが増し、小さくすると青みが増します。 撮りたいイメージに合わせて調節してみてください。 焦点距離や、ストロボの光量によっても雪の写り方が変わってきます。 広角よりも望遠の方が被写界深度が浅くなる(ピントが合って見える範囲が狭くなる)ため、ぼけが大きくなる傾向があります。 望遠で、離れた被写体にピントを合わせることで、カメラと被写体の間に降る雪が丸くぼけます(前ぼけ)。 雪がレンズに近ければ近いほど大きくぼけます。 あくまでも個人的な感覚ですが、ストロボの光量に関しては、光量が大きい方がはっきり大きく写りました。 感覚がつかめてきたら、あとはとにかく撮るだけです。 広く風景を写すのもよし、 SONY ILCE-6400 (50mm, f/4, 1/100 sec, ISO1250) SONY ILCE-6400 (18mm, f/4, 1/100 sec, ISO1250) 望遠にして、大きく雪をぼかしてみるのも。 SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/125 sec, ISO1250) SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/125 sec, ISO1250) 雪の積もった木やものをクローズアップするのもよし。 SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/100 sec, ISO1250) SONY ILCE-6400 (59mm, f/4, 1/160 sec, ISO1600) 雪が積もった日は、いつもの街が違う景色になります。 寒くてすぐ帰りたい気持ちをちょっとだけ我慢して、いつものカバンにカメラとストロボを入れて出かけてみましょう。 いつもと違う写真と巡り合えます。 撮影の際にはカメラが濡れないように水対策をお忘れなく。 -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識9】撮影モードを使いこなそう 各カメラには便利な撮影モードがあります。 例えばソニーだと… 引用:https://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/pdf/44879440M.w-JP/jp/contents/TP0000251757.html このように、いくつかの撮影モードが用意されています。 カメラ各社呼び方は違いますが、機能はほぼ同じです。 切り替えはボディのダイヤルを回すだけ。とても簡単です。 おまかせモードのメリット・デメリット おまかせオートモードでは、シャッタースピード、絞り、ホワイトバランスなど、カメラが自動で設定してくれます。 カメラ初心者の方はこうしたモードで撮る方が多いかと思います。 カメラの電源をつけてすぐに撮影ができるのでとても便利なのですが、シャッタースピードが遅すぎて手ブレの原因になるなど、失敗写真の原因になります。 かゆいところには手が届かないので、写真を作品として作り込みたい場合には不向きなモードです。 とはいえ、いちいち全部設定するのは面倒… そんな時はS、Aモードを使いましょう。 ★絞り優先(A)モード F値を撮影者が決め、他の設定はカメラが自動で調整してくれるモードです。 F値を下げる(絞りを開ける)とぼけ味のある写真を取ることができ、F値を上げる(絞る)と隅々までくっきりピントの合った写真になります。 ぼけ具合をコントロールしたい時におすすめです。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.4, 1/4000 sec, ISO100)F1.4で撮影SONY ILCE-7CM2 (14mm, f/9, 1/125 sec, ISO100)F9で撮影 ★シャッタースピード優先(S)モード シャッタースピードを撮影者が決め、他の設定はカメラが自動で調整してくれるモードです。シャッタースピードを速くすると動体は止まって写り、遅くすると動体の軌跡が写ります。 動く被写体を撮影する時におすすめです。 SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/4000 sec, ISO6400)シャッタースピードの速い写真(1/4000秒)※走行中の電車 SONY ILCE-6400 (105mm, f/11, 1/10 sec, ISO100)シャッタースピードの遅い写真(1/10秒) 動体のスピードに合わせてシャッタースピードを変えれば、あとはカメラが自動で絞り等を設定してくれます。 慣れてきたら、全ての設定を撮影者自身で決めるMモードで撮ってみましょう。 手ブレを起こさないシャッタースピードに設定しつつ、絞りはなるべく開ける…などなど、バランスを見ながら設定できます。 個人的には、外でスナップ撮影をする時にはMモード。絞りとシャッタースピードを自分で決め、ISO感度のみオートにしています。 別記事を参考にしていただきつつ、自分に合った撮影スタイルを見つけましょう。 普段おまかせオートで撮影している方も、これを機に他のモードも試してみてください! -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識8】単焦点レンズとズームレンズ レンズには大きく分けて、ズームレンズと単焦点レンズの2つのタイプがあります。 ズームレンズ 文字通り、ズーム機能があるレンズで、 広角〜標準、標準〜望遠など、画角が異なる範囲を1本でカバーできるので、どんなシーンでも柔軟に対応できます。 撮影者自身が動かなくてもズームで画角を変えられるので、気軽にカメラを楽しむことができます。 SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/320 sec, ISO100) 桜の花を下からズームレンズで撮影。 被写体が高いところにあっても、ズーム機能を使えば大きく写真に収めることができます。 ズームレンズはこのように、2つの焦点距離が表記されています。 このレンズは、焦点距離24mmから70mmの間ズームできるレンズで、およそ広角〜標準域をカバーしています。 景色を撮るなら広角、遠くのものを撮るなら望遠…など基本的な使い分けはありますが、 標準ズームレンズが1本あれば日常的なシーンでは困らないのではないかと思います。 以下は、旅行にズームレンズを持っていった時の写真です。 SONY ILCE-6400 (18mm, f/10, 1/125 sec, ISO200)(α6400、SELP18105G F4)@東京都奥多摩湖・麦山の浮橋 SONY ILCE-6400 (105mm, f/9, 1/160 sec, ISO100)@東京都奥多摩湖・湖畔から冬の紅葉を撮影 SONY ILCE-6400 (74mm, f/4, 1/40 sec, ISO100)@宮崎県・高千穂峡 SONY ILCE-6400 (85mm, f/4, 1/1000 sec, ISO100) 近くにあるものにぐっと寄って撮影したい時も、景色を広く写したい時もズームレンズ1本で撮影できます。 きれいな写真は撮りたいけど、いちいちレンズを変えるのは億劫…そんな時にはズームレンズがおすすめです。 一方デメリットとしては、単焦点レンズに比べて… ・F値が暗いレンズが多いので、大きいぼけを必要とするシーンには適さない ・カバーする焦点距離が長くなるにつれ、大きく重くなる という点です。 単焦点レンズ 一方単焦点レンズはズームができない、画角が固定されているレンズです。 なので、大きく撮りたい時は近づき、引きたい時は離れて…というように、撮影者自身が動いて画角を変えなければいけません。 一見面倒に感じるかもしれませんが、単焦点レンズの優位点は ・F値の明るいレンズが多い ・ズームレンズに比べ画質がよく、軽い という点です。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/2.5, 1/100 sec, ISO200) SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO640) 点光源(イルミネーション)を背景にして、花を撮影しました。 いわゆる「玉ぼけ」と呼ばれる大きいぼけは単焦点レンズならではです。 ぼけ感を生かしたふんわり写真が撮りやすいので、ポートレートの撮影にも適しています。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/200 sec, ISO100) SONY ILCE-6400 (30mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO100) SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.4, 1/125 sec, ISO100) デメリットはやはり画角が変えられないこと。 何をどう撮りたいのか、イメージに合わせてレンズを選ぶ必要があります。 最後に2つのレンズを特徴をまとめました。 ズームレンズの長所 ・ズームができるので撮影者が動かなくても画角を変えられる ・初心者でも感覚的に使える ・レンズ交換の手間がない ズームレンズの短所 ・F値が暗いレンズが多いので、大きいぼけを必要とするシーンには適さない ・カバーする焦点距離が長くなるにつれ、大きく重くなる 単焦点レンズの長所 ・F値の明るいレンズが多く、ぼけの大きい写真が撮りやすい ・ズームレンズに比べ画質がよく、軽い 単焦点レンズの短所 ・ズームができないので画角が変えられない これらの特徴を踏まえて、荷物のキャパシティや撮影シーンに合わせて選びましょう。 -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識7】焦点距離 焦点距離とは、レンズからイメージセンサーまでの距離をいいます。 数字が大きくなればなるほどより遠くの被写体を大きく写すことができます。 同じ場所から焦点距離を変えて東京駅を撮影しました。 24mmSONY ILCE-7M4 (24mm, f/4, 1/160 sec, ISO100) 50mmSONY ILCE-7M4 (50mm, f/4, 1/160 sec, ISO100) 100mmSONY ILCE-7M4 (105mm, f/4, 1/160 sec, ISO100) 157mm(APS-C機105mmで撮影)SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/160 sec, ISO100) 各レンズは焦点距離別に大きく3つに分類されます。 標準レンズ 30mm〜70mm程度の焦点距離のレンズが「標準レンズ」にあたります。 およそ50mmが人間の視野に最も近いといわれており、その近辺をカバーできる扱いやすいレンズです。 SONY ILCE-6400 (30mm, f/2.2, 1/160 sec, ISO2500) SONY ILCE-6400 (30mm, f/2, 1/50 sec, ISO2000) これらの写真は、30mm(フルサイズ換算45mm)で撮影しました。 人間の視野に近く、テーブルの上のカップなど、小さいものをクローズアップすることも、少し引いて広角レンズのような使い方をすることもできる、日常使いしやすい焦点距離です。 広角レンズ 30mm以下のレンズで、肉眼よりも広い視野で撮ることができます。その中でも特に画角の広い20mm以下のレンズを「超広角レンズ」と呼びます。 風景撮影に用いられたり、大きな建築物でも写真に収めることができます。 SONY ILCE-7CM2 (14mm, f/8, 1/125 sec, ISO100) 都庁のすぐ前から撮影。標準レンズでは建物全体を収めるのは難しいですが、超広角レンズなら上下きっちりと収まり、大きさとインパクトを感じる一枚に仕上がります。 SONY ILCE-7CM2 (14mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO1000) SONY ILCE-6400 (18mm, f/20, 1/125 sec, ISO200) しかし、広角レンズは周辺が外に向かって歪むので、画面端に人の顔などを入れないように注意しましょう。 望遠レンズ おおよそ70〜135mmのレンズを「中望遠」、それ以上のレンズを「望遠レンズ」といいます。望遠レンズは、かなり遠くにある被写体でもぐっと引き寄せて大きく映すことができます。 イベントや動物撮影など、被写体との距離を詰められないシチュエーションでもよく使用されます。 SONY ILCE-6400 (105mm, f/4, 1/125 sec, ISO200) SONY ILCE-7CR (400mm, f/8, 1/500 sec, ISO160) というように、各レンズで適したシーンが異なりますが、最初の1本にはやはり扱いやすい標準レンズがおすすめです。 そこから景色を撮るのか、人物を撮るのか…各スタイルに合わせてレンズを買い足して行くのがいいでしょう。 マップレンタルでは各社様々なレンズを取り揃えているのでお試しに最適です。 カタログスペックだけでは分からない使用感も購入前に確かめることができます。 ぜひご利用下さい。 -
2025.01.08 カメラの基礎知識【初心者でも分かるカメラの基礎知識6】被写界深度 被写界深度とは、ピントが合って見える範囲のことを言います。 奥までピントが合っている状態のことを被写界深度が「深い」、前後背景が大きくぼけている状態のことを被写界深度が「浅い」といいます。 ○ 被写界深度が深い写真 SONY ILCE-6400 (30mm, f/16, 1/160 sec, ISO6400) 後ろにある花もピントが合い、はっきり見えている写真。 ○ 被写界深度が浅い写真 SONY ILCE-6400 (30mm, f/1.4, 1/160 sec, ISO100) 絞りを開けているため、ピントが合う範囲が非常に狭くなっています。 ○ 被写界深度が浅い写真を撮るには 一眼カメラらしい、被写界深度が浅い、背景がぼけた写真を撮るには以下の3点がポイントになります。各シチュエーションで撮り比べたので、比較してみましょう。 F値を下げる 絞りを開放すると被写界深度が深くなります。 ・F1.4で撮影 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO400) ・F14で撮影 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/14, 1/4000 sec, ISO12800) F14まで絞ると、背後の滝がはっきり見えるようになってきます。 被写界深度が浅い(背景がぼけた時)方が、主役である花が浮き立って見えます。 望遠で撮る 同じ絞りでも、望遠で撮った方が背景のぼけは大きくなり、歪みも少なくなります。 F1.8で同じサイズになるように被写体との距離を調整し、撮り比べました。 被写体から離れて、焦点距離85mmで撮影 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.4, 1/4000 sec, ISO320) 少し近づき、焦点距離55mmで撮影 SONY ILCE-7CM2 (55mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO400) かなり近づき、焦点距離14mmで撮影 SONY ILCE-7CM2 (14mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO200) 広角14mm〜中望遠85mmで比較すると、ぼけ方も変わりますが背景の見え方も変わります。 14mmで撮影すると周囲の背景もかなり入ってきますが、85mmでは背後にある滝がぐっと迫っているように見えます。 これを「圧縮効果」といいます。 被写体・背景との距離を調整する カメラ⇔被写体との距離、被写体⇔背景との距離でもぼけの大きさは変わります。 同じ焦点距離・絞り(85mm、F1.8)で比較してみましょう。 カメラ⇔被写体との距離 まず少し離れて、被写体である花壇をやや小さめに、背景を広めに写した写真がこちらです。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO400) 続いて、被写体に近づき、ブーケのようなアレンジメントがメインになるように大きく写しました。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO400) このように、被写体との距離を詰めた方が、ぼけは大きくなります。 被写体⇔背景との距離 今度は、カメラとの距離は変えず、被写体と背景を離していきます。 背景となる草木のすぐ前にモデルを立てて写真を撮りました。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO100) 多少ぼけてはいるものの、輪郭がまだ保たれています。 そのままカメラと被写体との距離は変えず、背景から離れていきます。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/4000 sec, ISO100) 5mほど離れれば、輪郭がなくなるほどぼけた写真になります。上2枚は同じものを背景にして撮影していますが、距離を変えることでぼけ感をコントロールすることができます。 SONY ILCE-7CM2 (85mm, f/1.8, 1/800 sec, ISO100) 背景を大きくぼかすには、壁などを背にして撮るよりも、広くて奥行きのある場所がおすすめです。人物ポートレートは何を背景にして撮るかで印象ががらりと変わるので、色んな場所で撮ってみましょう。 まとめると、 カメラ⇔被写体の距離:近くする 被写体⇔背景との距離:遠くする ことで、背景のぼけは大きくなります。 また、APS-C機よりもフルサイズ機の方がセンサーサイズが大きいので、ぼけやすい傾向があります。 こだわる人はフルサイズ機を選ぶといいでしょう。 ・被写界深度が深い写真を撮るには 風景や建築物などを、見せたいものが写真全体に渡る場合、被写界深度の浅いぼけは適しません。今まで説明してきたこととは逆に、広角でF値を絞って撮影すれば、隅々までピントの合ったキリッとした写真を撮ることができます。 F8で撮影 F4で撮影 被写界深度についてまとめました。 ちなみに… この記事の人物ポートレートではSONY FE 85mm F1.4 GMを使用しました。 中望遠レンズでとてもよくぼけて、写真が上手くなったように錯覚してしまうぐらい綺麗な写りでした。 マップレンタルでレンタルできますので、気になった方は試してみてください。