プロジェクター映像は暗い場所で見る方が良いのはなぜ?

プロジェクターの仕組みを理解する

白い壁やスクリーンなどに大画面で映像を映し出すことができるプロジェクターは、
お気に入りの映画を大きな画面で見たい場合や、
大人数で映像を鑑賞する際などに非常に便利なものです。
このプロジェクターも、その機能や性能の違いによって様々なグレードの物がありますが、
高級な機種を使用したからといって、
どんな条件でも綺麗な映像を映すことができるわけではありません。
高級なグレードであるルーメン数が高い機種を選んだからといって、
明るい部屋や日中に映像を映してみても、決して良い結果にはなりません。
プロジェクターはその特性上、
暗い場所でないと美しい映像を映すことができない仕組みになっています。
こうした特性をよく理解しておかないと、
せっかくの映像や上映会も台無しになってしまいかねません。
そうしたことを防ぐためにも、
仕組みをしっかりと理解し機器に関する知識を持っておくことが大切です。

綺麗な映像を映すためには

プロジェクターの映し出す映像は、反射光によって形作られています。
これはテレビやモニターなどと決定的に異なる特性で、
テレビやモニター等はそれ自体が発光することによって映像を映し出すことが可能なため、
明るい場所であっても鮮やかな色を表現することができます。
対してプロジェクターは反射光を映し出すため、
明るい場所では黒い色をより黒く映すことができません。
明るい場所ではどうしても黒の彩度が落ちてしまうため、
映像全体がしまりのない色になってしまいます。
黒色の光というものは存在しないため、
黒をしっかりと表現するためには周囲を暗くするしかないのです。
こうした色の彩度は映像の表現のクオリティに大きく影響をあたえるため、
日中であれば遮光カーテンなどで部屋を暗くする、夜ならば照明を落とすなど、
綺麗な映像を映すために適した環境を整えることが何よりも大切になります。
せっかくのハイグレードな機器の性能を十分に発揮するためには、
こうした知識も非常に重要になります。