| ①lm(ルーメン) |
投写された映像の明るさ(輝度)の単位のことです。
プロジェクターの光源から発せられた光は、スクリーン全体を均等に照らす必要があります。
そのため、プロジェクターの明るさは、投写画面を9分割して各部分の明るさ(ルクス)を測り、それらを平均した値をlm(ルーメン)という単位で表します。 |
40~70インチの白スクリーンを9分割して、スクリーン全体に対して100%の白を投影し、各ゾーンの中心に照度計を平面に置いて照度(ルクス)を測定。さらにその平均値を算出して、全体の映像面積(平方メートル)を掛けた値がlm(ルーメン)。
|
 |
|
|
| ②R・G・B |
| 赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)のことで、この三色が光の三原色といわれています。3板式液晶プロジェクターでは、内部にあるランプから発せられる光をR・G・Bに分光し、液晶パネルにそれぞれ割り当てる方式を採っています。 |
光の三原色(R・G・B)がすべて最大明度で重なり合うと白となり、逆にすべての明度が0で黒となる。各色の明度を変えることでさまざまな色が作り出される。
|
 |
|
|
| ③アスペクト比 |
映像画面の縦横の長さの比率のことです。
従来の一般的なテレビやパソコンのディスプレイのアスペクト比は「4:3」、ワイドテレビやハイビジョン放送のアスペクト比は「16:9」となっています。 |
 |
|
| ④画素数 |
画素とはディスプレイ上の点を指し、画像を構成する最小単位のことです。
液晶パネルには画素が縦横方向にびっしりと敷き詰められており、この画素の数を画素数と呼びます。
この数値が大きければ大きいほど画素数も多くなり、より精細な映像を作り出すことができるのです。 |
|
| ⑤光源ランプ |
液晶プロジェクターは、本体内部にあるランプから発せられた光をR・G・Bに分光して液晶パネルに割り当てることで映像を投写しています。
このランプには、一般にUHEランプ(超高圧水銀灯)と呼ばれるものが利用されています。
これは、通常の蛍光灯などに比べ出力効率が非常に高いので、液晶プロジェクターの低消費電力化、小型化が可能になりました。
また、この光源ランプには寿命があるので、ランプ交換の通知が出たら交換することが必要です。 |
| |
|
| ⑥DLP方式 |
DLPテクノロジーの中核にはDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)という光半導体があります。1987年、米国テキサス・インスツルメンツの ラリー・ホーンベック博士が開発したもので、CMOS半導体上に独立して動くミラーが48万~131万個敷き詰められています。
このDMDにランプ光をあてて、鏡に反射した光をレンズを通して投影するしくみです。超小型プロジェクタではこのDMDが1個、大型プロジェクタとDLPシネマ映写機では3個使われています。
DMDの鏡は、ひとつひとつが ±12度(オン・オフ)に傾くしくみです。
この鏡はデジタルで制御され1秒間に数千回というハイスピードで 切り替えられます。
ここにランプからの光があたると、-12度の鏡に反射した光は光吸収板に吸収され(オフ:黒くなる)、+12度の鏡に反射した光は投影レンズを通ってスクリーンに 映像を映し出します。
このオン・オフの回数を調整すること(黒と光の回数比)によって、濃度が表現されるのです。 |
|
| ⑦三原色液晶シャッタ式投影方式 |
本体内に内蔵されたダイクロイックミラーにより、光を赤(Red)緑(Green)青(Blue)の三色に分光し、各々を3枚の液晶パネルに割り当てる方式です。
パネルを1枚しか搭載していない単板式に比べ、色の情報量が増え、作り出す色の精度が高くなるため、色の再現性が高くなります。 |
| |
|
| ⑧コントラスト比 |
投写した画面上の白い部分と黒い部分との明るさ(輝度)の違いのことです。
このコントラスト比はカタログ上では「1000:1」などと表記されています。
この「差」が大きければ大きいほど画面上の色表示されている部分はより明るくなり、黒い部分はより暗くなるため、明暗の差が強調され見た目がくっきりします。 |
| |
|
| ⑨スクイーズ |
スクイーズとは「圧迫する」という意味です。DVDでは横方向に映像を圧縮して収録しているものがあります。
これらの映像をプロジェクターやその他の「16:9」の映像機器で見るときに、もとのアスペクト比に伸張する機能をスクイーズといいます。 |
| |
|
| ⑩台形歪み補正 |
プロジェクターで映像を投影する際、プロジェクターを上下に傾けた設置などにより映像全体が台形で投影されてしまうことがあります。
この台形歪みを補正する機能をいいます。 |
 |
|
| ⑪短焦点レンズ |
焦点距離が短いレンズを指します。
プロジェクターはスクリーンとの距離を離すことで投写画面を大きくすることができます。
そのため大画面を楽しむためにはある程度の距離が必要になりますが焦点距離の短いレンズを搭載したプロジェクターなら、プロジェクターとスクリーンの距離が近くても大きく画像を映し出すことができます。
同じサイズに投写する場合に、投写距離の短いプロジェクターがおすすめです。 |
| |
|
| ⑫レンズシフト |
プロジェクターについているレンズを動かすことのできる機能を指します。
この機能がついていると、レンズの向きを変化させることができるので、横から画像を投写するなどできるため、設置できる範囲が拡がります。 |
黒:縦レンズシフト
縦方向にどれだけスクリーン位置を変更できるかを表します
緑:横レンズシフト
横方向にどれだけスクリーン位置を変更できるかを表します
|
 |
|
|
| ⑬NTSC |
日本と米国で一般的に使われるテレビの映像信号方式のことです。
525本の走査線を持ち、1秒間に30フレームを表示します(インタレース表示)。 |
| |
|
| ⑭PAL |
| ドイツ、イタリアなどヨーロッパや、アジアなどで一般的に使われるテレビの映像信号方式のことです。 |
| |
|
| ⑮SECAM |
| フランスで開発されたテレビの映像信号方式のことです。 |
| |
|
| ⑯D端子 |
ビデオ信号を輝度信号(コンポジット信号)と色差信号のY/C分離したのがS端子であるのに対して、色差信号をさらに青の色差(PbまたはCb)と赤の色差(PrまたはCr)に分離したY/Pb/Prのコンポーネント信号と走査線数、走査方式、アスペクト比を指定する識別信号を1本のコネクタにまとめた端子。走査線数、走査方式によって、D1、D2、D3、D4、D5までの種類がある
| D端子規格 |
映像フォーマット |
走査線数 |
走査方式 |
| D1 |
480i(525i) |
480本 |
インターレース |
| D2 |
480p(525p) |
480本 |
プログレッシブ |
| D3 |
1080i(1125i) |
1080本 |
インターレース |
| D4 |
720p(750p) |
720本 |
プログレッシブ |
| D5 |
1080p(1125p) |
1080本 |
プログレッシブ |
|
i はインターレース、p はプログレッシブ ( )外は有効走査線数 ( )内は総走査線数
コネクタ形状がアルファベット大文字の「D」に似ているからD端子と呼ばれる。デジタルだからではない。(D端子はアナログ) |
|
| ⑰インターレース |
インタレース表示とは映像を映し出す際、走査線をひとつ飛ばしに伝送するものです。
1フレームで走査する線の数が1/2ですむため、垂直同期周波数を低く押さえることができ、比較的低価格のディスプレイで高い解像度の表示を行う際に用いられます。
ただし、1フレームの表示が1ラインおきとなるため、ちらつき(フリッカー)が出やすいという欠点があります。 |
インターレースイメージ
|
 |
|
|
| ⑱プログレッシブ |
プログレッシブ表示とはインタレースのようにひとつ飛ばしに伝送するのではなく、順次に全てを映し出し、ひとコマ分の映像を作ります。
そのため走査線の本数が同じでも時間あたりの情報量が2倍になるためちらつきが少なく、高品位な映像を流せます。 |
プログレッシブイメージ
|
 |
|
|
| ⑲dB(デシベル) |
dB(デシベル)とは、あるものと、ほかのあるものとの差(比)の値を対数表示するもので、騒音レベルなどの単位として利用されています。
人が聞くことのできる音の範囲(可聴音圧範囲)は0~130dBで表すことができ、数値が高いほど騒音レベルも高いということになります。
ホームプロジェクターの動作音は30dB未満が標準です。 |
20dB |
木の葉の触れ合う音、置時計の秒針の音(前方1m) |
30dB |
郊外の深夜、ささやき声 |
40dB |
図書館、静かな住宅地の昼 |
60dB |
静かな乗用車、普通の会話 |
80dB |
地下鉄の車内 |
100dB |
電車が通るときのガード下 |
|
|